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天皇陛下即位の祝賀パレード迫る 皇宮警察の秘密

1993年6月のご成婚パレード。
ゆったりしたスピードを保ちながら、両陛下が乗られたオープンカーを護衛する集団は、皇室の護衛にあたる皇宮警察のサイドカー。

来週、10月22日に迫った天皇陛下即位の祝賀パレードに臨む、彼ら護衛官の秘密に迫った。

14日午前3時。
外国要人を乗せた想定の車列が、どんどんとホテルへ入っていった。

赤色誘導灯を振り、てきぱきと指示をする警察官。

天皇陛下の「即位礼正殿の儀」の翌日に開かれる、安倍首相夫妻が主催する晩さん会に出席する外国の要人の車列を想定したリハーサルが、都内のホテルで行われた。

来週22日、陛下が、その即位を国内外に広く示される即位礼正殿の儀。

この儀式のあと、陛下は皇后さまとともに、祝賀パレード「祝賀御列の儀」に臨まれる。

そして、その護衛に欠かせない皇宮警察の中でも、熟練した護衛官に任されたサイドカー。

10月のパレードに向けて、皇居では、車列を組んでの訓練が行われている。

サイドカーとは、バイクの横に警察官が乗る「船」と呼ばれる部分がついた乗り物。

2019年に新調されたサイドカーに今回、特別に乗せてもらった。

船から見た前方の景色には、車間を保ったまま、一糸乱れぬ美しい隊列を整え、儀式に花を添えるサイドカー。

護衛官が着用するヘルメットや礼服は、金の飾りの映える特別なもの。

パレード当日、サイドカーを運転する予定の護衛官の松崎さんにその心構えを聞いた。

皇宮警察護衛1課・松崎静二さん「儀式の雰囲気を損なわないためには、どうすればいいか考えている」

車列の間隔の維持など、技術の習得には、最低でも4年はかかるというサイドカーの運転。

松崎さんは、即位パレードの護衛という、またとない大役を担う一員になった。

皇宮警察護衛1課・松崎静二さん「非常に光栄であると。皇宮警察で白バイを担当して、側車(サイドカー)に乗ることができて、初めて乗れる」、「あくまでも陛下がいてのことなので、自分はしっかりと仕事を全うしたい」

一方、過去のパレードでは、危険な事態も。

平成の祝賀パレードでは、現在の上皇ご夫妻の車列に、爆竹が投げられる事件が発生。

その際、当時の両陛下の車に、すぐさまサイドカーを寄せる護衛官の姿があった。

このような万一の事態に備え、サイドカーの「船」には、特殊な装備品が搭載されている。

「これは伸びる警杖、杖」、「これが小盾、小さい盾ですね」

さらには、「消火器」も常に備え付けられている。

「(両陛下の)ご身体の安全が第一ですので、われわれが、身をていして守ると」

漆黒に輝くサイドカーは、特殊な装備と磨き上げた堅実な技術で、両陛下をお守りする重要な任務にあたる。

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