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あおさで「感染予防」と話題に 真相は? 売り切れ・転売続出

今、注目の海藻「アオサ」。天ぷら、みそ汁に使われるなど、磯の香りが癖になる人気の食材。新型肺炎の不安が高まる中、アオサめぐって騒動が起きている。

騒動のきっかけは、およそ1週間前、愛知県の中部大学による、ある研究結果。

アオサの成分が、「ヒトコロナウイルス」という、新型コロナとは別のウイルスへの効果に期待、と発表した。

しかし、その流れで「海藻の『アオサ』新型コロナウイルスでの効果にも期待」という見出しをつけた。

すると、この発表後、ネット上ではアオサに関するツイートが2,000件を超え、急上昇ワードとしてトレンド入り。
「コロナウイルス退治にはアオサが効く」、「アオサでコロナ対策は万全です」などの書き込みが。

あくまで新型コロナウイルスへの「効果に期待」、とした研究が、瞬く間に新型コロナウイルスの「感染予防になる」という話に。

その後、ネット上では、「近所のスーパーはアオサが売り切れ」などの書き込みが相次いだ。

そこで、取材班が東京都内のスーパーへ。
すると、スーパーの棚からアオサが消えていた。

1週間前に仕入れたばかりだという。

サンケイスーパー大田中央店・早津健店長「(アオサ売り切れと)言われて気づいて、ちょっとびっくりしてます。いつもだったら、定番はしっかり並べてるつもりなんですけど」

さらに、フリマアプリのサイトでは、「コロナウイルス対策」とうたわれたアオサが出品される事態にまで発展。

アオサが2万円を超える高額で販売されているサイトも。
高額転売が相次ぎ、まるでマスクのような現象が起きていた。

街で聞こえてきたのは、感染拡大への不安が高まる中、「気持ちはわかる」、「飛びつきたくなる」といった声だった。

街の人は、「情報の取捨選択は難しいけど、こういう状況なので、何にでも飛びつきたい気持ちもある」、「自分や家族が守れたらと思う気持ちはわかるので、自分も聞いたら、買おうかなと思ってしまう」などと話した。

こうした事態を受け、中部大学は、研究の発表文書をウエブサイトから削除。

番組の取材に対し、「意図した内容と違う捉え方をされ、反響が大きくなり、ご迷惑をおかけしてしまい、取り下げました」とコメントしている。

(2020/02/26)

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